【APECカード】ABTC 申請とメリットまとめ
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ど~も~
海外旅行が専門の
トラベルコンサルタントです。
今回は
「ABTC /APECカード」
についてです。
・ABTCってなに?
・ABTCの利点は?
・ABTCの取得方法は?
こんな疑問にお答えしていきます!!
ABTC /APECカードとは?
APECビジネス・トラベル・カード。
通称はABTCやAPECカードと
呼ばれています。
日本人が外国に行く場合,
通常はその外国に入国するための
査証(ビザ)が必要です。
(ビザが免除されている例もあります)
ABTCを取得している方は、
旅券及びABTCのみ(つまり査証なし)で
入国審査を受けることができます。
ここがABTCの最大の魅力です。
ABTCのメリット
ABTCのメリットは大きく2つです。
①ABTCの有効期間内であれば何回でも
ABTCの裏面に記載された
ABTC制度参加国・地域において,
旅券及びABTCのみ(つまり査証なし)で
入国審査を受けることができます。
②入国審査の際にABTC制度参加国・地域が
主要な国際空港に設置した
ABTC専用レーン(入国審査ブース)を
利用することができ,
円滑な審査が受けられます。
つまり、入国審査が短時間で済みます。
申請方法
ABTCを取得するためには、
3つのステップが必要です。
- 申請
- 審査
- 交付
の3ステップです。
申請は外務省の、必要書類を提出します。
インターネットで調べると
代行業者もあります。
また、審査には時間がかかるため、
申請後すぐにABTCは取得できません。
あらかじめ時間に余裕をもって、
申請をしてください。
外務省 ABTCについて
こちらの外務省HPに
ABTCについての案内があります。
有効期間
ABTCの有効期間は
原則,交付から5年間です。
ただし,ABTCを発行する時点で
パスポートの残存有効期間が
5年未満の場合は,
発行されるABTCの有効期限は
パスポートの有効期限と同一になります。
使用条件
APECには,現在21の国・地域が参加していますが,
現在ABTC制度に完全参加しているのは,
そのうちの19か国・地域です。
(オーストラリア,ブルネイ,チリ,
中国,中国香港,インドネシア,
日本,韓国,マレーシア,
メキシコ,ニュージーランド,
パプアニューギニア,ペルー,フィリピン,
ロシア,シンガポール,台湾,
タイ及びベトナム)
これらの国・地域のうち,事前審査の結果,
承認を受けた国・地域に
短期商用目的にて入国・入域を
希望する場合には,
査証なしで入国審査を受けられます。
利用上の注意
ABTCを用いて入国した場合に許される
活動内容は短期間行われる
収入又は報酬を伴わない活動であって,
商談,業務連絡,市場調査,
投資のための契約締結,
納品後の報酬を伴わないアフターサービス等に
限定されています。
短期商用以外の渡航目的(観光など)での
使用は想定されておらず,
また,収入を伴う事業を運営する活動
又は報酬を受ける活動を行う場合には,
一般に就労ビザが必要となるほか,
かかる事態が判明した場合には,
当該参加国・地域の国内法令に従い
処罰される可能性があります。
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